So-net無料ブログ作成

感想:NHKよるドラ「だから私は推しました」第2回*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

現在放送中のNHK よるドラ「だから私は推しました」の感想です。
今回は第2回について記します。
05oshi.jpg

ドキュメンタリー映画「アイドル」 コンプリートBlu-ray BOX

ドキュメンタリー映画「アイドル」 コンプリートBlu-ray BOX

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

前回の感想記事はこちら。
【感想:NHKよるドラ「だから私は推しました」第1回*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-08-21-4

この記事を書いている今は、第4回まで視聴済みです。
よって、記事中で先の回の内容に触れています。



第2話のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/doruota/
愛はハナを応援するために度々ライブへ顔を出すようになった。
オタク仲間たちとも打ち解けてきた頃、ハナには瓜田(笠原秀幸)というストーカー気質のオタクがいることを知る。
その闇は深く、運営のブラックさやハナの貧困状況も知った愛は、あまりの危うさに関わるのを辞めたい気持ちと、どうにかしてハナを助けてあげたい気持ちとの板挟みになって悩む。

衝撃の第2回です。
第1回の中盤でちらっと出ていたハナ推しの太ヲタ・瓜田さんを、
愛の名案によってとりあえず追い出すお話でした。

前回の記事にも書きましたように、
終演後、洗濯機をハナに買ってあげた
(控えの紙をスタッフに渡していた)ヲタがいたのは
知っていましたが、
それが瓜田さんだったかまでは覚えていなかったので、
第2回をリアタイ視聴した後で、大急ぎで第1回を見直しました。
当たり前ですが、それは本当に瓜田さんで、
改めて「ひえええ……」となりました。
NHK教育の「ねほりんぱほりん」の「地下アイドル」回でも、
数少ない太ヲタに家電をねだって買ってもらっているという
地下アイドルの話がありましたので、
金額や品物の差はあれど、
こういうことは割とよくあるのかなと想像させられました。
このドラマの場合、
ハナがそれを瓜田さんに頼んだわけではないというのが、
(瓜田さんの勝手な思い込みからくる行動)
視聴者には救いであり、
作中の人物には解決しづらい大きな問題でもありました。


今朝、Twitterでも触れたのですが……

この感想記事のトップにも貼っている
ドラマ公式サイトのトップ画像。
サニサイの五人のメンバーとそれぞれのヲタが一緒に写る
チェキ画像が並べられています。
上段左が、第2回で問題となった瓜田さんなのですが、
ハナが元々チェキに書き込みをしないタイプであるのを踏まえても、
(愛と撮ったチェキにもお礼しか書いていない)
非常に事務的で素っ気ないです。
そんな不器用なハナでも、きっと当初は
お礼の言葉ぐらいは自主的に書いたでしょうし、
瓜田さんにせがまれた末に
ハートマークもおまけで付けたこともあったかもしれません。
でも、瓜田さんだけに月に六十万もぶっこまれているとなると、、
一枚一枚に掛ける手間を考えれば、うんざりしますし、
ハナが瓜田さんを好ましく思っていないのもあって、
普段以上に簡素な仕様になってしまうのは
無理もないことだと思います。
とはいえ、そういう太ヲタの心をがっちりと掴み、
たくさんのお金を自分に落としてもらうことも、
今やアイドルの才能の一つなので、
きっぱりと割り切って営業ができないハナは、
やっぱりアイドルに向いていないのかもしれません。
(尤も、ハナがそういう人間だからこそ、
愛も視聴者も彼女に惹かれるのでしょうが)



私がたまに行く48Gの握手会では、
トラブルに遭遇したことこそ無いですが、
「あ、この人は関わっちゃいけない系だ」と思えるファンを
ごく稀に見かけます。
滅多にいないですけれど、
見るからに不潔そうな人、気持ち悪い格好の人もいて、
「こういう人とも笑顔で握手しなきゃいけないんだから
アイドルは大変だよなぁ」と同情してしまいます。
ちなみに、直後に並ぶのを避けるレベルです。
(その人と握手をしたメンバーの手で自分が握手をされるが
嫌だと思うレベル)
また、握手ができる場所には警備員が常駐しているのですが、
ファンからの忠告や苦言が厳しすぎたのか、
握手中にメンバーが泣くことが多々あります。
メンバーの精神が落ち着かない時は、
握手会が中断したり、その後に中止になったりもします。
また、一枚の券で
ファンが数人のメンバーと順に握手ができる握手会もあるのですが、
意図的にとあるメンバーだけスルーするというファンも少なくなく、
敢えて握手をしないことで、
そのメンバーに精神的なダメージを与える場合があります。
本来は、「好き」とか「応援しています」とか「ありがとう」とか
前向きな気持ちで憧れのアイドルと交流する場のはずなのに、
私が知っている狭い世界ですら、
その理想とは大きくかけ離れています。

48Gや坂道に限らず、ほとんどのアイドルにとって、
今や握手会といった接触イベントは必ず入ってくる仕事でしょう。
これからアイドルになろう、なりたい!と思う人も、
ファンとの接触イベがあるとは分かっているはずです。
でも、高い社交性に加えて臨機応変な対応を求められる現場で、
覚悟していた以上の大きな辛さに心も体もまいってしまうのは、
ただのファンである私にも想像に難くないです。
愛情だけでなくお金も絡むだけに、
味方だった人が一変して敵になった場合にアイドルが受けるダメージは
相当なもののはずです。



厄介なファンと言えば、シンガーソングライターの女性が
ライブハウスの前でファンの男性に刺された事件を思い出します。
また、ガチ恋のヲタがアイドルに拒否されるというと、
私は元乃木坂46の生駒里奈さんのファンを脳裏に浮かべます。
【乃木坂46・生駒 里奈ヲタがガチで告白! → さくっとフラれてヲタ卒業へ】 http://blog.esuteru.com/archives/7512942.html

今はもう、記事の元となったガチ恋ヲタのブログは消されていて、
見れなくなっていますが、
当時は界隈で結構話題となり、私も一通り読みました。
アイドル・生駒里奈に
いいように踊らされているなぁという感想を持ちました。
でもこれ、生駒ちゃんにとっては仕事の結果なんですよね。
上記のとおり、お金を出させるためにファンをその気にさせるのは、
アイドルの営業活動の一つなので。
生駒ちゃんにしてみれば、きっと、
ガチ恋ヲタからの勘違いな質問(「俺と付き合って」とか)に対して
のらりくらりと躱すのにも限界がきて、
とうとう本当のことを言っちゃった!という状態だったでしょう。
ここで、アイドルの営業活動に「騙された」とするのか、
はたまた「いい夢を見せてもらった」とするのかは、
ファンの気持ち次第です。
仮に、他人から
「それって恋愛詐欺みたいなものじゃない?」と言われても、
刑罰に当たる行為が実際に無い限り、
ファンやアイドルが「違う」と言ったら違うものになります。
とはいえ、裏切られた、心を傷つけられたとして
怒りを露わにするファンが存在するのも、当然のことです。
そうした不満や恨みが、
他のアイドルを推す原動力(愛)に変われば良いのですが、
本気で好きだった分、気持ちの切り替えができないのは
他人から責められることではありません。

そういえば、
チェキ券の制度が変わったと知らされた際の瓜田さんが、
「三百枚買えば、三百分話せるわけ?」と仮の話をした時に、
スタッフが「それだと、夜中になってしまいますので」と
答えを濁していましたが……、
結構前にあったAKB48の全握で、
最後の鍵締めで大量の券(数時間分)を出されたメンバーが、
一人残って夜中までやっていたっていう話がありましたよね。
48Gや坂道ですと、握手券一枚では十秒も話せない感じですが
(女ヲタには全般的に剥がしが甘く、もう少し長く喋れる印象です)
券が多くなればなるほど、一枚あたりの秒数はかなり少なくなるので、
どれだけ多い枚数を持ってきたんだという話です。



話が長く大きく逸れました。
この第2話で問題となった瓜田さんは、
私が上記で挙げた熱心なファンとはタイプが違います。
ハナのことを好きなのは間違いないけれど、
強い口調の言葉を頭ごなしにぶつけてくるだけでなく
金銭という実質的なものでハナを支配しているあたり、
ただのモラハラ男ではないです。
闇が深い……。

ハナから話を聞いた愛は、当初、この問題から逃げましたが、
第三者として冷静に見ると、これが正しいと思います。
困っているハナには申し訳ないけれど、
瓜田さんもまさに関わらない方がいい人!かと。
普通のアイドルヲタの心理としては、
応援しているアイドルが売れてくれれば嬉しいですし、
恋敵にはならないであろう同性のファンが付くなんて、
(性嗜好によってはなるかもしれませんが)
その子のイメージアップになるので大歓迎……というのが
一般論だと思います。
でも瓜田さんは、全然違いました。
ハナも言っていたように、瓜田さんの中では
二人が恋人として付き合っているようです。
瓜田さんは、カノジョであるハナのために、
チェキ券を買い占めることで間接的に金銭を与えるだけでなく、
家電というプレゼントも積極的に贈っています。
ハナに対して強く執着している一方、
彼女がアイドルとして売れるかどうかや、
属しているアイドルグループの未来のことは
どうでもいいと思っているように見えます。
チェキ撮影の時間は、言わば二人のデートであり、
仲の良さを他人に見せつけられる場でもあるので、
自分以外のファンがハナとチェキを撮るのを見せられるなんて、
瓜田さんにとっては言語道断なことです。
小豆沢さんと弁護士さんの会話も、普通であれば、
いちアイドルヲタとして心を諌められるものであったでしょうに、
普通でない瓜田さんには逆効果でした。
ハナと話し終えた時の瓜田さんは、
彼女の嘘のお陰でまだ笑みも浮かべていられたのに、
最後尾の札を持った時点で不愉快そうになったのを始め、
他の男と親しげにチェキを撮る彼女を見ていくうちに
表情が段々と曇り出していきました。
最終的には、小豆沢さんたちによる
「特効ヲタの心意気」の説教を聞かされたことが
駄目押しとなっていたようでした。
心が落ち着かない感じが
瓜田さんの顔に次第に強く出てくる様は、
とても凄かったです。
これを演技で出せるんですから、
俳優さんは凄いなぁと思いました。

瓜田さんの呼びかけは、
まるでハナが自分のものであるのだと主張するものでした。
「俺が洗濯機を贈ってやったんだぞ!」という自慢ではなく
「ハナは、俺があげた洗濯機を使う女だ」という主張です。
また、「俺とハナはそういう関係である」とわざと示すことで、
他のハナヲタへの牽制も行なっていました。
怖い……。
このシーンは、何度観ても怖いです。
瓜田さんが真剣である分、狂気を感じます。
上記のとおり、私は第4回まで視聴していますが、
ここが最も怖いです。
決して笑えないのは、この描写に限らず、
作品全体にリアリティが伴っているからでしょう。
圧巻です。



だからこそ、ハナが本当にホッとしたように、
泣きながら愛にお礼を伝えるシーンには
深い感動がありました。
「ハナちゃんが(みんなに)大事にされてて、(私も)嬉しいです」
という愛の返事は、名言だと思います。
凄く良い言葉!
私たちファンは、推しを皆に大事にしてもらえることを望んで、
推し活動をするんだなぁと、
自分に言い聞かせるつもりで私も思いました。

非常に感動的な締めだったのに、
それが瓜田さんとの確執のきっかけになったようなのが
残念です。
でも続きが楽しみです。



第3回の感想も頑張って書く予定なので、
宜しければまたお付き合いください。


続きはこちら。
【感想:NHKよるドラ「だから私は推しました」第3回*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-08-23-3



須田亜香里写真集 可愛くなる方法SKE48 衣装図鑑 全力制服 (TJMOOK)山口真帆1st写真集 presentAKB48 衣装図鑑 放課後のクローゼット ~あの頃、彼女がいたら~ (TJMOOK)アイドリッシュセブン オフィシャルファンブック 3アイドリッシュセブン オフィシャルファンブック2アイドリッシュセブン Re:member 2巻 アクリルスタンド付き特装版 (花とゆめコミックス)




2019-08-23 00:34 
共通テーマ:テレビ