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感想@映画「機関車先生」*ネタバレあり [映画・舞台]

映画「機関車先生」をテレビで観ましたので
感想を記します。

機関車先生 スペシャル・エディション [DVD]

機関車先生 スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

主なキャストさんはこちら(敬称略)。
吉岡誠吾(機関車先生):坂口憲二
阿部よね:倍賞美津子
室井よし江:大塚寧々
美作重太郎:伊武雅刀
佐古周一郎:堺正章
佐古美重子:佐藤匡美


以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の小説は読んでいません。
機関車先生 (講談社文庫)

機関車先生 (講談社文庫)

  • 作者: 伊集院 静
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/06/12
  • メディア: 文庫

————

以前から
“機関車先生”という作品があることは知っていましたが、
原作の小説が未読の為、
具体的な内容は分かりませんでした。
今回、この実写映画をテレビで観たことで、
主人公の吉岡先生が口のきけない人だから
きかん→「機関車」だという由来を初めて知り、
びっくりしました。
でも、決して蔑称でなく、
作中では寧ろ、ほのぼのとした感じすらあったので
良かったです。
実際、このあだ名に対して、
吉岡先生は「ありがとう」との言葉を返していましたし。

この手の作品の見どころは、
・風景の素晴らしさ
・子供たちとの交流
・島の人たちとの交流
・挫折からの立ち直り
……というのが一般的です。
こちらの作品も例に漏れず、それらが描かれました。
なので、新鮮味を感じることは皆無でしたが、
学校での教材(視聴による授業)として使われても
おかしくないぐらい、
美しくて優しい映画でした。

吉岡先生が島で皆と楽しく過ごすだけで終わらず、
敢えて北海道に戻る最後も良かったです。
剣道の大会に参加するまでは、
大人の中ではまだ“よそ者”だったのに、
それで優勝し、島にトロフィーを齎した途端、
皆に認められた展開は、
王道すぎて笑ってしまいました……が、
すかっとしました。
小料理屋での打ち上げシーンも、見ていて和みました。



悪く言えば「地味な作品」です。
それでも、吉岡先生に対して、
子供たちが懐いたり、時に反発したりしていたのが
良いアクセントになっていたと思います。
特に、吉岡先生が島を去ると分かった時に、
子供たちなりに必死に考えて何とかしようとしたシーンは
彼らがいじらしくてたまりませんでした。
化粧云々の話もそこで生かされるのが良かったです!



当初、映像に字幕が入っているのに戸惑いましたが、
途中からは全然気にならなくなりました。

悪人が出てこない作品ですので、
疲れた時にも見られる良い映画だと思います。
お勧めです。




2013-10-30 21:56  nice!(0) 
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