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感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第4話〜第5話:過ぎた正義*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

テレビドラマ「ストロベリーナイト」シーズン1の感想です。
今回は、第4話〜第5話「過ぎた正義」について記します。

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前回の感想はこちら。
感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第2話〜第3話:右では殴らない*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-12

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴(2)


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この「過ぎた正義」も
第4〜5話で前後編となっていますので
二つまとめて感想を記します。

今回は“親と子”がテーマです。
話の中核を成す
倉田修二(杉本哲太さん)と倉田英樹(石黒英雄さん)を中心に、
他の登場人物においても親子の話があれこれ出てきます。
その大体が、厳しかったり淋しかったりする中、
娘に手こずっているらしい保さん(宇梶剛士さん)の話が
和みます。
また、トラウマを抱えている
葉山則之(小出恵介さん)の過去も
ちょろちょろと出てきました。

第1〜3話で姫川班と周囲の現状をよく表した後、
この第4話において、こうして少しだけ過去に戻ったのは
(三ヶ月前/葉山が姫川班に入った時)
いいなぁと思いました。
姫川をまだ認められず、
「勉強したいんです」と生意気なことを言っている葉山が
初々しくてかわいいです。
私の好きな菊田の昔の気持ちを
ここでちょろっと聞けたのも嬉しい。
姫川に対して複雑な思いを持っていた頃の菊田も
是非見たかったです。



さて今回は、親と子の話である上に
少年法の問題が降り掛かってきます。
とはいえ今回の話は
正義感溢れる警察官による天誅話──とは少し違っています。
殺人に対する倉田修二の考え方は独特ですね。
第5話で、ビルの屋上で姫川と倉田が話している内容が
凄く興味深いです。
「“人を殺したいと思うこと”と“人を殺すこと”は別物である云々」です。

普通は、
人を殺したいと思うことの先に殺人という行為があると
思うものでしょうが(私もそう思っていました)
倉田はこれを完全に分けて考えています。
たとえば、上手い例が見つけられないんですが、
お風呂に入ろうと思った時に、
シャワーのみで済ませるか、湯舟にも入ってゆっくり浸かるか
──このどちらかを“選択する”みたいな感じでしょうか。
そして倉田は、殺人を選択してしまった息子を許せなかったようです。

一方で、息子の倉田英樹ですが……
第5話の中盤で、姫川がようやく息子と面会できますけれど、
ぞっとするほど虚ろだった息子の目を見ていると、
他人(姫川)がもう介入できないほどの残酷な決意が
この人の中にもあったんだなと思えました。
息子が殺人を犯した日以降、
この二人は顔を全く合わせていないようですが、
親子だからこそ(それまでの親子関係があったからこそ)
自然にそうなったのではないかと……。

もし父親があんな極端な考え方の持ち主でなかったら、
また、息子が恋人を殺すきっかけとなる理由が違ったなら、
(もっと言うと、恋人が他者にレイプされたという事件が無かったら/
真相を世間に明かしてしまえば、恋人が更に穢されるので)
こんな結果にはならなかったですよね。



個人的には、帰宅した息子が父親に
「僕に死んでほしいんでしょう」と尋ねたあたり、
息子は父親が自分を殺せそうにない(決意が鈍っている)のを
知ってたんだと思います。
だからこそ、息子は自分の不始末を死で購うと同時に
父親の為に“死んであげた”んですよね。
結果だけを見れば、父親が望む通りに息子は育っていたわけですが、
非常にやるせないです。
また、この息子の自殺を受けて、
まだ塀の中にいるらしいその息子の恋人の父親が
いかほどのショックを受けるのかと想像すると
辛くなります。



それにしても、倉田(父)を演じられた杉本哲太さんは
凄いですね!!
あの狂気じみた目には圧倒されてしまいます。
あと、姫川を本当に心配しているらしい
(いつも彼女を気に掛けている)菊田が
いじらしくて素敵です。

(追記)
続きの感想も書きました。
感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第6話:感染遊戯*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-12-2



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2013-01-12 19:08  nice!(0) 
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