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感想@実写映画「逆転裁判」*ネタバレあり [逆転裁判]

私が大好きなゲーム「逆転裁判」が実写映画化され、
本日2012年2月11日に、無事に公開初日を迎えました!
早速、観て参りました。

逆転裁判 [Blu-ray]

逆転裁判 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: Blu-ray



以下は感想です。
【ご注意】
・ネタバレがあります(ゲーム/映画)
・映画化されていないネタ(逆裁2〜4など)に触れる場合があります



私は、最初のGBA1からリアルタイムで逆裁を追いかけているので、
「逆転裁判」という作品が歩んできた10年はまさに
それを遊び続けた私自身の歴史でもあります。

1が出た時に、身近な友人知人にゲームを勧めても
「ええ? 裁判?」と怪訝そうな反応しか貰えず、
「そんなに堅苦しく考えないで。
いわゆる『ツッコミ』ゲームだから」と言っても
まともに取り合ってもらえず、淋しい思いをしました。
そんな中、週刊ファミ通で2発売決定の告知記事を見た時は
本当に嬉しかったです。

そんなわけで、この映画化も感慨深かったです。
今日、見に行った劇場でも、周りをちょっと見て
「あぁ、ここに来ているお客さんのほぼ全ては
逆転シリーズのファンなんだ」と思ったら
感激しそうになりました。



そんな中、いよいよ始まった実写「逆転裁判」。
まず、コアなファンが観た感想としては
(自分で「コア」と言うと自意識過剰みたいですが、
このブログ記事を作品に対する判断材料にして頂くにあたり、
こう自称するのが手っ取り早いので、敢えて書きます)
面白かったです。

まず、キャラクターによっては、
設定(小中大:会社社長→ライター)や
性格(狩魔豪検事)、一人称(御剣検事:私→俺)の変更があり、
細かく言えば、そこを残念に思わないでもなかったですが
充分、許容範囲だったと思います。
真宵ちゃんの霊媒(降霊すると、対象の外見そっくりになる)も
どうするのかと心配でしたが、
良くも悪くも「上手くごまかしたなぁ」と思いました。
 ↑
(何故「悪くも」かというと、あの手法にした場合、
逆裁2の2話での一部のトリックがつかえなくなる為)

なりほどうくん(成宮さんのなるほどくん)には
違和感を全く覚えませんでした。
素敵に消化してくださったと思えました。
映画のポスターといった宣材写真を最初に見た時には
「ちょっと変だよ……」と思ったのですが
動画になったら気になりませんでした。
あのギザギザトンガリ具合が、物凄く自然でしたww
1-4の話(ひょうたん湖での弁護士殺人事件)で、
留置所を訪ねた成歩堂が御剣に弁護を断わられた後、
イトノコさんと話すシーンがあって、
そこは真宵ちゃんを含めた三人のシルエット映像が流れるのですが、
なりほどうくんのシルエットがまさになるほどくんで
「うわぁ、本物だ……!」と感激しました。

御剣は──私のイメージよりはごつい
(私の脳内ではもっと細い人)イメージでしたが、
カプコンさんの絵だと、御剣はガタイがいいので
彼で丁度良かったのかもしれません。
個人的に、なんかいつも疲れていそう
(目の下のくまや顔の吹き出物が目立つ)なのが気になりました。
尤も、御剣は激務っぽいですし、
1-4では被告人なので、それが合っているとも言えます。

真宵ちゃんについては後述します。

矢張は、あのちゃらい感じがよく出ていたと思います。
映画として動く彼を見ると、煩いとも思えますが
それが矢張だよねwと思えたので、問題なかったです。

イトノコ刑事は格好良過ぎww
減俸されまくってソーメンしか食べられない赤貧生活を送っているとは
とても思えません。
ゲームを遊ばずにこの映画から入った方が、
実際にゲームを遊ばれて彼に面食らうところを
こっそり見てみたいです。

千尋さんは……化粧が濃いです。とにかく濃い。
真宵ちゃんも目が真っ黒(アイラインひきまくり)なので
「この化粧法が綾里流? ならばはみちゃんは……」と
嫌な感じで想像してしまいました。
でも、霊体(真宵ちゃんが霊媒した時)として出てきたら
その濃さがいい具合に思えたので
プラスマイナスゼロなのかもしれません。

狩魔検事は、外見が凄いです。
性格が改変されている(ゲームより庶民っぽい)のと
原作の彼と比べてかなり恰幅が良いのが残念ですが
私は文句を言いません。
ありがとうございますと、
このキャスティングを決めて下さった方と役者さんに
御礼を申し上げたいです。

ナツミさんも、「らしい」感じで良かったです。
サイバンチョは、ゲームのおとぼけ部分がなかったのが残念。
でも、ちょっとお茶目さんっぽかったので
まぁいいかなぁ……と。



話は、1-2(綾里弁護士殺害事件)と、1-4がメインです。
その前に、主要登場人物の紹介として、
・成歩堂:1-1(矢張が被告人になる話)
・御剣:1-3(トノサマンの事件)
が、扱われています。
1-3は本当にちょっとだけなので、
シリーズの名脇役であるオバチャンが出ないのが残念無念です。

で、1-2の解決後、すぐに1-4が始まってしまう(御剣が逮捕される)ので、
成歩堂と御剣の対立の続きや、
御剣の捜査(イトノコ刑事との交流……という名の減俸告知)が
ばっさりと省かれているのが、とても残念でした。
なんというか、時間の経過(付き合いの積み重ね)が齎す絆の強まりが
全般的に省略されているので、
決め手となる出来事に対して実感があまり湧かないというか、
浅く感じてしまうことがありました。
たとえば、御剣が観念して成歩堂に弁護を頼むシーンでは、
ゲームでは「あの意地悪い御剣がとうとう落ちた!」という感じがあり、
しみじみしてしまうのですが、
この映画では、そこまで印象深くなかったです。
実際、このシーンにおいて、
ゲームでの御剣は折り目正しく成歩堂に頼むのですが、
映画ではさらっと頼んでいて、呆気無かったのが残念です。
「私なら、あそこは絶対、流さないのに」と思いました。

また、作品を代表する台詞として、
「ピンチの時ほどふてぶてしく笑う」という明言がありますが
それも出てこなかったあたり、
おそらく、監督の解釈(何を優先するか/大事に思うか)が
私とは違うんだなぁと思いました。



悪い意味で気になったのは、真宵ちゃんです。
メークが濃い&前髪が短いので表情が強調される&笑顔が少ない
……ので、
ポスターなどで見たきつい印象が
映画でもそのまま続いてしまったのが残念です。
他愛のない会話を入れる余裕が無かったのは分かりますが、
真宵ちゃんのお気楽ご気楽な部分がろくに出なかったのは
彼女のファンとして、残念と言わざるを得ません。
(でも、映画本編のラストが、1の最後の通り、
黄色い電車でのお別れシーンだったのは
むちゃくちゃ嬉しかったです)

ピアノのシーンは要らなかったと思います。
あそこはBGMとして流れているだけでいいかなと。

そして、公開前からずっと気になっていたのですが
何故、毛皮のショール……??
ナツミさんの台詞じゃないけれど、
あれを羽織った真宵ちゃんは安っぽい女という感じがして
私は好きじゃなかったです。
彼女の衣裳で冬を表したいなら、
確かスエカネさんが描かれていたと思うのですが
年相応のダッフルコートでいいじゃん……と思いました。
毛皮は派手なので、画面映えはしますが、
私の中では真宵ちゃんらしくないなぁと思えてなりませんでした。
(だってまだ十代ですよ。真宵ちゃんたち倉院流は貧乏ですよ!!)



小中の改変は、映画として短くまとめるには
仕方なかったと思います。
個人的には、あの「キラーン(シャラーン)」な効果音がなくて残念。
梅世を出してほしかったですww

改変といえば、1-4で明かされるDL6号事件の詳細。
私はゲームのファンですので、
「原作を変えないのがベスト」だと思っていますが、
御剣信弁護士が亡くなった時の状況や、
御剣検事(怜侍/信の息子)の勘違いの改変は、
良かったと思います。
非常に分かりやすかったです。
ゲームはゲームで、
御剣信弁護士への狩魔検事の恨みがはっきりしていますので、
彼を射殺する動機が明確になっていますが、
あれを短時間で──しかも公判でという状況では難しいので、
よく、あのように変えられたなぁと感心しました。

ただ、DL6号事件での弾丸の行方について
(狩魔検事の体内にあると、なるほど君が気付く)など、
あまりにも端折り過ぎていて
唐突に思えた時もありました。
また、実は千尋さんが弾丸を隠してた件についてですが、
逆裁シリーズの世界では、
個人が証拠品をどうにかしちゃうのは最早当たり前になっていますが
(危ないから自分が持ってると言っちゃう世界なのでww)
ゲームを遊んでない人は、
「い……いいのか?」と思って面食らったと思います。
普通に言えば、犯罪ですよねww

改変で良かったのは、灰根の過去です。
奥さんの死体が出てくるあたりは、本当にきつかった……!
裁判には勝てた(無罪となった)けれど、
彼は更に地獄に落ちたというのがよく分かって、
殺人事件を引き起こした動機(黒幕の誘いに乗った理由)として
はっきりとしていて、良かったです。


それと、やっぱりここに触れなくては……。
登場人物(鳥)の中で、一番凄かったのはサユリさんです!!!
逆裁1のゲームを遊ばれた方なら、
彼女が法廷に登場したシーンでは誰もが最初に面食らったでしょうが、
この映画でも恐ろしいほどの存在感でした。
分かっていても、吹き出しそうになりましたww



音楽も、とても良かったです。
逆裁のゲームで使われている曲が
映画バージョンとしてアレンジされているのですが、
要所のいいタイミングで流れてくるので、心地よいです。
特に、序盤の成歩堂龍一のテーマや、追いつめられて(でしたっけ)、
そして狩魔検事が落ちた時に使われる新章開廷(王泥喜くんのテーマ?)が
凄く凄く良かったです。



あれこれ悪いことも書きましたが、
逆転シリーズのいちファンとして
快く及第点を差し上げられる作品でした。

エピローグ(スタッフロール中)に、2の描写も入っていましたので、
是非、続編を希望します。
それと、タクシューさんってば目立ち過ぎですww
(御剣の事件で無罪を貰った後、矢張の隣にいる眼鏡の男性)



以上、感想でした。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます!


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2012-02-11 23:06  nice!(3) 
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