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感想:漫画「のだめカンタービレ アンコールオペラ編」AKT10(最終回)*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

講談社の漫画雑誌Kissで連載が再開された
二ノ宮知子先生の作品「のだめカンタービレ」の番外編
「アンコール オペラ編」の感想です。
今回はAKT10──最終回です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
コミックス派の方はご注意下さい。

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: コミック


前回の感想はこちら。
感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT9」

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ

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いよいよ、アンコールオペラ編も最終回!という事で、
千秋が多大な不安を抱きながらも
白い薔薇歌劇団の初作品“魔笛”の幕が上がりました。
以前から、この“のだめ”では……というか、
千秋が振る公演ではそうですが、
主要人物たちの良いところがちゃんと発揮されて大成功
→これまで冴えない評価しか受けてこなかった人たちも
「え?こんなに弾けた(唄えた)っけ?」と
お歴々に評価されて万々歳というお約束があるのですが、
今回もそれが発動していました。

私は“のだめ”ワールドのファンですので、
むしろ、こうなってくれないと面白くない
(公演シーンで発揮される清々しさや達成感を味わいたい)と
思うのですが、
そういう贔屓要素を除くと、
やっぱり、最後までマンネリを貫き通したというか
作品の盛り上げ方はいつも同じだったなと思わざるを得ません。
なので、私のように
この“お約束”を楽しめる人なら良いのですが、
そうでなかったり、キャラクターに思い入れがない人は、
「いつも同じパターンだったね」と思うかもしれません。



個人的には、“厚い肉の壁”に阻まれていた菅沼沙也や
スランプにあった夜の女王・吉岡杏奈が
高い評価を受けたり、
峰くんが演出家として出発したのが良かったのは勿論ですが、
作中で重要な位置付けにある“鈴の音”の演奏として、
のだめがチェレスタを弾き、
やっと、やっと、千秋との共演が叶った点が
とても良かったです。
終演後の二人の会話で、
のだめが、ずっと千秋のオケに入りたかったと打ち明け、
その願いも叶えたのだと分かるのも素敵でした。
何より、大々的なコンサートではなく、
こういうこじんまりした(でも、後で伝説になりそうな)公演で、
地味に初共演したあたりが
いかにも“のだめ”らしい展開だと思いました。
二ノ宮知子先生って、こういう外し方がお好きですものね。

グロッケンシュピール(グロッケン/いわゆる鉄琴)を
チェレスタに代えて、のだめに弾かせた展開は
上手いなぁと思いました。
グロッケンは、小学校などの音楽室などにあると思いますので、
クラシックをよく知らない人でも
その音をよくご存知でしょう。
チェレスタは、今回ののだめが弾いていたコマの通り、
外見はオルガンみたいな感じですが、
音はむちゃくちゃ可愛いんですよ。
小さいのに、よく通ります。
バレエ音楽“くるみ割り人形”の有名な楽曲
“こんぺいとうの踊り”が
チェレスタのソロであると言えばお分かりでしょうか。
チェレスタが、
中に仕込まれた金属の板のようなものをハンマーで打つことで
(鍵盤がハンマーに通じているので、それを押すとハンマーが動く)
音を出している仕組みを考えると、
音色ではグロッケンに近いところにあると言えます。

で、のだめの弾いたチェレスタがまさに“魔笛”となって、
舞台上の皆にまるで魔法をかけていたのも
素敵な描写でした。
さすが主人公。
おいしいところを持っていきました。

漫画では、千秋がのだめに
ルビーのハートリングを贈る程度のラブさしかありませんが
(それでも、千秋にしてみれば一生懸命に頑張ったのでしょうが)
表紙で、掲載誌のタイトル通りにキスしているので
ファンとしても満足です。
また、今月号はふろくも“のだめ”で嬉しかった。



で……やはり、これに触れなきゃ駄目ですよね。
最後の最後、まさか市川海老蔵のルビーネタが出るとは
思ってませんでしたww
私、この結婚披露宴の中継は部分的に見ていて、
たまたまエビ様がルビーを掘りにいくところも見ていて、
「ちょww 仕込み乙ww」と大笑いしました。
まさかまさか、“のだめ”の最後のギャグとして
このネタが出てくるとは思わなかったなぁ。
意外でしたし、不意打ちだったので
爆笑しました。




個人的に、本編の最後では、
日本組の人々の顛末が描かれなかったことに
不満を持っていましたので、
それをカバーしたようなこの“アンコールオペラ編”は
最後まで楽しめました。
良い音楽をありがとう、のだめ。
大好きな大好きな作品でした! 多謝!


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2010-08-27 22:01  nice!(1) 
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