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感想:アニメ「デュラララ!!」第24話(最終回)「則天去私」*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「デュラララ!!」の感想です。
今回は第24話(最終回)「則天去私」です。

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

  • 作者: 成田 良悟
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 文庫

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第23話「千錯万綜」

アニメ各回の感想記事のURLは、DVD特典CDの感想記事と共に
こちらの一覧記事でまとめています。
アニメ感想一覧:デュラララ!!


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最終回でした!

前回の放送で、法螺田が黄巾賊を乗っ取った際に、
一人、ドタチンに似ている人がいたので、
「おいおい、モブにドタチンのそっくりさんがいるww」と
笑っていたのですが、
まさかご本人だったとは!!
これが一番驚きました。



お話は、全体的にきれいに終わっていたと思います。
最近、最終回がぐだぐだになる作品が多い中で、
(それまでのお話もぐだぐだなので、結果的に全部ぐだぐだ)
これだけきちんとまとめあげたのは高く評価できます。
何度も練り直された脚本なんだろうなぁと、
その苦労を思わず察してしまいます。

来良の仲良し三人が
それぞれの正体を知った上で仲直りをしましたし、
しずちゃんは今日も元気に標札を振り回していました。
shizuo.gif
折原臨也には一応の天誅(鉄拳?)が下って、
セルティと岸谷新羅はいつもと変わらず仲が良く、
視聴者への当てつけかと思うほどラブラブでした。
相変わらず池袋の街は混沌と存在していて、
そこに集ったり離れたりしている人がいるんだな……と
実感できました。
良い最終回だったと思います。

この大騒動が終結した事におけるキーマンだった三ヶ島沙樹が、
最後、紀田正臣に対して真実を告げたり、
彼女がブルースクウェアに襲われた時について
「あなたが来ても変わらなかった」との冷静な感想を
述べたりしていたのも
非常に効果的でした。
また、三ヶ島沙樹と共に姿を消したはずの紀田くんが、
折原臨也──もとい甘楽のチャットに
“バキュラ”とのハンドルネームで参加していたと分かるのも
良かったです。
やはり、最終回が明るく終わるのは、
お話が長くなればなるほど素敵に思えます。



ただ、先週の最後で
とうとう来良の三人がはち合わせ!さぁ……どうなる!
──と視聴者を煽ったわりに、
この三人がすぐに仲直りしたのは
ちょっと拍子抜けしました。
肩すかしを食らった感じがしました。
ただ、相手と会わないで、
個人でどうこうしていた時には難しかった問題が、
顔を合わせた瞬間に、
言葉も最低限で済むほどあっさりと解決したと思えば
これで良かったのかもしれません。



作中で、
ダラーズのリーダーが竜ヶ峰帝人であるのをバラしたのは、
矢霧波江だったという事が、
折原臨也の問いかけで明かされましたが……。
あの口振りですと、矢霧波江の行動は、
おそらく折原臨也にとって予定通りだったんでしょうね。
そして彼は、自分の思う通りに事が運ばれていく
(他人が動いてくれる)のを楽しんでいますが、
同時に、それだけではつまらないとも感じているようで。
結局、不確定要素がなくては
退屈すぎて本気で楽しめなくなる、あまのじゃくな性格を思うと、
折原臨也にとって平和島静雄の存在は必須だよなと
感じてしまいます。
(ホモ的な話ではなくて)



話が前後しますが、
園原杏里ちゃんが“罪歌”の宿主として、
折原臨也を斬ろうとしたのが面白かったです。
結果的に、折原臨也の方が一枚も二枚も上手でしたので
杏里ちゃんは小賢しい彼を斬れませんでしたが、
あれは、彼女が彼を「斬る」と決意した事に
大きな意味があったと思います。

杏里ちゃんが紀田くんの正体を知った後、
「何とかしなきゃ」と思いながら
池袋の街を走りまくった辺りの描写からは、
以前の彼女とは全く違いますよね。
それまで、他人を愛せない=人に関心がない事から
流されるように生きてきた彼女が初めて見せた執着であり、
自分の大事な物(人)を守るという明確な意思でした。
ここ数回の杏里ちゃんは、
精神的な成長が特に著しかったです。
そして、杏里ちゃんがここまでこう思うようになれたのは、
まず間違いなく、
帝人くんや紀田くんとの楽しい学園生活があったからこそなので、
彼らはそこを誇っても良いと思います。
上の学校に進学する事は、
誰にとっても人生の転機の一つのはずなので、
中学時代は張間美香に寄生するしかなかった杏里ちゃんにとって、
これが意味のある学園生活になって、本当に良かったです。



ところで、セルティの首は
折原臨也の元に隠されたまま、
こちらのアニメは終わりを迎えたんですね。
張間美香の正体バレがあって
セルティが池袋で思いのたけをぶちかました後、
彼女の首の問題はすっかり沈静化していますが、
結局、今のセルティにとっては
首が無い事が日常の一つなんでしょうね。
決して忘れる事はないけれど、
首が無いからといって、これといって支障は無いので、
時々、感情に任せてがむしゃらに探したり、
今みたいに穏やかな気持ちになったりするのかなと思いました。
でも、真実を知っている新羅のお父さんがポロッと喋っちゃって
また大騒動が!……みたいな展開でも良いかなぁとも思います。



「デュラララ!!」のウィキペディアを見てみると、
折原臨也に妹がいたり、
まだ作中で登場していないキャラクターがいたりするんですね。
とても面白かったので、アニメの二期をやってほしいです。

さて、序盤の頃は
「何このアニメww くそつまんないんですけどww」と
冷ややかに見ていた私でしたが、
こうして途中から本気で楽しめるようになったので、良かったです。
とりあえず、初回からまた見直して
デュラララ!!ワールドに浸ろうかと思っています。
お疲れ様でした!





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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2010-06-29 23:56  nice!(5) 
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