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おおきく振りかぶって感想:月刊アフタヌーン2010年6月号*ネタバレあり [おお振り:アフタヌーン感想]

月刊アフタヌーンで連載中の高校野球漫画
「おおきく振りかぶって」の感想です。

月刊 アフタヌーン 2010年 06月号 [雑誌]

月刊 アフタヌーン 2010年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: 雑誌

今月号(2010年6月号)は勿論のこと、
単行本未収録分のネタバレがあります。


本誌感想はカテゴリでまとめてあります。
他の号の感想をご覧になる場合はこちらをどうぞ。
おお振り:アフタ感想


────

第77回「こうしえん」です。

まずは、二ヶ月の休載した後なのに
今月は随分とページが少ないなぁという事が
まず印象的でした。
ひぐち先生が、漫画の柱(ページ脇のコメント欄)や
巻末でお言葉を寄せられていますが
本当に単行本の修正が大変だったんでしょうね。
また、次回も休載だそうで、
こうして休載が続いたり、
漫画が載ってもページが少なかったりするのを思うと、
一昨年ぐらいまでは本当に凄かったんだなぁと思いました。
(昔も、“おお振り”の掲載ペースが凄過ぎたのは
実感として強くありましたので
今のスローペースを咎めるつもりは全くありません。
でも、こう休載が多いとちょっと淋しいです……。
未だにあの子たちの夏が終わってないですし)



さて、今回は
八月に行なわれる埼玉県の公式戦の大会“新人戦”を前に、
にしうらーぜが甲子園の観戦旅行に行くお話でした。
いつか、西浦が実力で甲子園に行くはず!とは思えていても、
連載数年にしてまだ最初の夏が終わっていない
(作中の時間で五ヶ月目に入った)というスローペース振りなので、
三橋が甲子園のマウンドで投げられるまで
果たして作品についていけるか!的な事も
現実としてあるわけなので、
スタンドながら、あの球場に行った皆を見られて
嬉しかったです。
モモカンが狙った効果は、
少なくとも三橋には大きくあったようで。
いつか、本当に西浦が甲子園出場を果たした際に、
三橋がバックネット越しにスタンド席を見て
「一年生の夏は、あそこから見た」と呟き、
今度の事を思い出すようになるのではないかなと想像しました。



話を少し戻しますが、新人戦について。
作中の説明もありました通り、
こちらは、この後に行なわれる秋季県大会の
シード権取得に繋がる大会です。
埼玉にはありますが、春夏秋の都道府県大会と違い、
どの高野連でも行なっている大会というわけではありません。
実際、関東住まいの私の県でも、
去年までは新人戦がなかったのですが、
今度、野球人口をもっと増やそうという狙いでもって
その名の大会が開かれる事が決定しました。
また、新人戦ではなく、別の名称の大会が
実質の新人戦を兼ねている場合もあるかもしれません。

秋の県大会は、次の年の春のセンバツに関係します。
埼玉ですと、県大会の上位二校が関東大会に進む事ができ、
そこでベスト4入りすれば、春のセンバツ出場はほぼ確定です。
また、その先の大会である神宮大会で関東の学校が優勝すれば、
その分、枠が一つ増えますので、
更に出場できる可能性が広がります。
(センバツは、各都道府県が1〜2校必ず出場するのではなく、
埼玉なら、関東という地域全体で×校という考え方なので、
埼玉代表校が関東大会の初戦で負けて、選考から漏れれば、
一校も出ない場合があります。
また、神宮大会で優勝した学校は、
秋季大会の結果で選考されるのでなく、
神宮大会優勝校としてセンバツに出場する事になり、
×校できるという枠から除外される為、
その地区は、実質、甲子園に行ける学校が一校増えます)

一度も負けてはいけない夏の甲子園と違い、
春の甲子園に出場するには、県大会では一度負ける事ができます。
(関東大会に出場できるのは、県大会優勝校と準優勝校)
おまけに関東大会も、二勝すれば甲子園はほぼ確定です。
なので、西浦のように
不安定要素の多い学校が甲子園行きを狙うなら、
夏よりも、断然、春です。
おまけに……これは漫画では描かれないでしょうが、
部員が一年生のみの西浦が、これだけ爽やかに野球をやっていて、
文武両道を成し遂げているとなると、
特別出場枠(二十一世紀枠とか)での出場も
可能かもしれません。
(明文化はされてませんが
現実では、公立高からしか選ばれていません)

阿部の怪我がまだ治らず、部の本命は秋季大会ですが、
新人戦は本当に頑張ってほしいです!
花井くんがキャッチャーデビューする日は来るんでしょうか。
初戦の相手がどの程度の強さなのかを、早く知りたいです。



さて、その甲子園。
私も、花井のお母さんじゃないですが、
子供の頃は、甲子園大会が始まる度に、
ノートを破った紙にトーナメント表を書いて、
試合が終わる度に赤ペンでやぐらをなぞったくちなので、
初めて甲子園に行った時は、むちゃくちゃ感動しました。
私事で恐縮ですが、最初に行ったのは真冬の早朝で、
本当に、外観を“見る”為だけに行ったんですww
(今回のにしうらーぜのように夜バスで大阪に行っていて、
時間があったので、わざわざ甲子園まで行ってきた)
今回、“甲子園”の文字やアナウンスにドキドキする三橋の様子が
描かれていましたが、
阿部のフォローもあったように、
私も、興奮する気持ちと緊張がぐちゃぐちゃに入り交じって
変に高揚していました。
入口を抜けて階段を上がり、
初めて甲子園のグラウンドを生で見た時も、
涙が出るくらい感動したなぁ。
なので、初めての甲子園を前にしてはしゃぐ皆の気持ちは
本当に本当に、よく分かりました。

最寄駅に着いた後、
田島を先頭に、にしうらーぜの皆が走る描写がありましたが、
誰か一人、走れない阿部に付き合ってあげればいいのに、
そんな気遣いすら念頭にないほど
他の子達がひどく興奮しているのが、おかしかったです。
でも、そうなっちゃうのは仕方がない事ですし、
何より、阿部も皆の気持ちをよーく分かっていると思うので
彼は文句を言わないとは思いますが。
モモカンが内心で阿部の心中を察していたのにも
笑ってしまいました。

その前に、全員で深夜バス(夜行バス)に乗り込んで
大阪入りする場面が描かれました。
私も、大阪に行くのに深夜バスをよく使うので、
(但し東京駅からなので、大宮から乗った事はないですが)
花井には同情してしまいました。
私は身長が163センチぐらいですが、
それでも、「もっと足を伸ばしたいなぁ」と
窮屈に感じる事があります。
なので、いくら三列シートでも、
花井みたいに180センチオーバーの子だと
相当辛いと思います。
でも、一泊旅行(+車中2泊)なら、
夜バスで大阪入り→ビジホあたりで1泊→夜バスで埼玉に戻る
……という行程だと思うので、
二夜連続して夜バスに乗る強行軍ではない分、
ちょっとは楽かなぁ。



最後のページで、内野スタンドの最前席に座るオジサンに
にしうらーぜの一部が注意されるエピソードがありました。
テレビで甲子園をよく観戦する人はご存知でしょうが、
どの大会のどの日でも──晴れていても雨が降っていても、
バックネット裏の
内野の最前列〜三列目辺りに陣取っているお客さんは
ほぼ同じ方です。
(一番テレビに映る、キャッチャーの後方辺り)
特に、ラガーシャツを常に着ている方と、
帽子を常にかぶっている方は、とても目立つので、
ご存知の方も多いと思います。
ああいう方は、おそらく、
“〜会”みたいなサークルもどきを作っていて、
集団で席取りをしているはずなので、
一般の観客が早めに並んで良席を取ろうとしても
人海戦術でまず負けてしまいます。
(その人達より早く並べば話は別ですが)
そういえば、先日終わった今年の春のセンバツでは、
女性の漫画家さんが記者証を使って
不当に席取りをしたとして問題になり、
警告を受けた上で、大会の出入り禁止が言い渡されましたが
(ひぐち先生ではありません。念のため)
──これって多分、
いつもの通りにバックネット裏の良い席を取ろうとした
オジサンの集団がそうしたところ、
自分たちより先に席が埋まるはずがないのに
その人がいた/物が置かれていたので
不正が発覚したんでしょうね。
(私の勝手な推測ですので事実が違っていたらすみません)



話が脱線しましたが、
最後は嬉しかったです!!!
次回は桐青っ子の登場でしょうか。やったー!
以前、利央と呂佳さんの会話で、
利央が本当に田島と連絡を取ったらしいと分かりましたが
こうやって、利央から呼び出しが掛かるなんて凄い凄い!
きっと二人は
「オレ、甲子園見に行くんだ」
「え? マジ? オレもオレも。いつ?」
「×日〜」
「オレもその日! じゃ、会わねえ?」ってなったんだろうなぁ。

個人的には、やっとグラウンドに顔を出せるようになった和さんに
喝を入れてもらった(はずの)準太を、早く見たいです。




────
今月号の感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


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続きの感想も書きました。
おお振りアフタ感想:2010年8月号

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-04-26 23:15  nice!(1)  コメント(0) 
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