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感想@アニメ「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 」第3話:3回戦*ネタバレあり [おお振り:アニメ感想]

アニメ「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」の感想です。
(セカンドシーズン)
今回は第3話「3回戦」です。


私は原作(月刊アフタヌーンでの連載漫画)の感想も書いています。
おおきく振りかぶって:アフタヌーン感想
よって、以下の記述において
アニメ化・単行本化されてない部分のネタバレが多々あります。


前回の感想はこちら。
第2話:崎玉

アニメ版「おお振り」の感想記事のURLは
カテゴリで分けている他、第一期も含めて
こちらの目次(インデックス)ページでまとめています。
アニメ感想記事 一覧:おおきく振りかぶって


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今回だけに限らず
前々回と前回の話の区切り方も見ると、
尺が無い辛さが伺えます。
本来なら、今回のBパートから始まる崎玉戦は
次回のAパートですよね。

さて、この通り、今回のBパートからは
埼玉の県大会の三回戦が始まりました。
これが、この大会で西浦が臨んだ二つ目の試合なのに、
三回戦という表記なのは、
初戦(桐青戦)が二回戦だったからです。
大会に参加する全ての学校を平等にするべきなのでしょうが、
全ての参加校を用いてトーナメント戦のやぐらを組んでいくと、
どうしても数が合わないんですよ。
で、そこを上手く調整する為に、
幾つかの学校は、他の学校より一回多く戦う羽目になります。
(但し、シード権を得た学校は必ず二回戦が初戦です)
これが一回戦です。
つまり、一回戦が初戦の学校と、
二回戦が初戦の学校とふた通りあって、
崎玉は前者、西浦は後者でした。
ちなみに、夏と春の甲子園でも同じ事が行なわれています。
一回多く公式戦に臨める事には価値はありますが、
一つでも多く勝ち上がる事を目標にしている学校には、
断然、二回戦からのスタートが有利です。
(なので、アニメ第1期にあった抽選会の回でも、
西浦の主将である花井が、くじを引く為に壇上に移動した際に
このような事を呟いています)



キャッチャーというのは野球の守備位置の中でも
投手並みの専門職です。
何をやらせても上手い田島ですら、
この後の美丞大狭山高校戦で、
「球を捕るだけならできるけど……」と呟いてしまうほど
難しいです。
で、崎玉の捕手である佐倉大地君は一年生で、
田島とのほのぼの会話で判明した通り、
中学時代には野球をやってなかったようです。
つまり、急造キャッチャーなわけで……。
大地君は、球を捕る事と牽制球を投げる事に特化していて、
配球の組み立ては全部、
投手であるイッチャン先輩(市原豊)に任せているわけですが、
今回から、その不安要素がいっぱい出ていました。
相手がそんなに強くない学校だったら、
イッチャン先輩のスクリューボールと
大地のホームランで誤魔化せるのでしょうが、
西浦のように、勝つ事を念頭に置いて野球をしている学校が相手だと
弱さが簡単に露呈してしまいますね……。
この試合に対しては、
もし、桐青が崎玉の相手をしたとしても
同じような作戦が取られたはずです。

というかか、ここ、
原作の漫画を読んだ時も思ったのですが、
三橋と阿部の西浦バッテリーに敬遠されるまで
崎玉の選手が、
大地君が敬遠される可能性を全く考えてなかった辺りが
駄目駄目ですよね。
これまでに、一度でも良いから
自分のチームを冷静に見た経験があれば、
四番打者の佐倉君に頼り過ぎていて、
彼が封じられれば得点できないという弱味を認識できたはずなのに、
誰も気付いてなかったとは──
選手が呑気だった事もありますが、
今回、試合前の先攻後攻を決めるジャンケン後に
モモカンがモノローグで呟いていた通り、
監督が野球を知らない人なんだというのが、よく分かります。

大地君やタイさんは、まだこの時点ではそうでもないけれど、
イッチャン先輩は大変だなぁ。
後で阿部も指摘する事ですが、
大地君を相手に、これから投げようとする球を伝えるだけで
イッチャン先輩は気疲れしそうです。



先の対桐青戦で手に怪我を負い、
今回は一番打者になった田島の移動を受けて、
代わりに四番打者になった花井。
ガッチガチになるほど気負っていたところ、
モモカンからスクイズを指示されて
ふにゃんとしていたのがかわいいです。
「オレが打たなきゃ」「オレが点を入れなきゃ」と
自分で自分に相当なプレッシャーを掛けていたんでしょうね。
でも、“西浦の四番は田島”という圧倒的な事実を前にして、
花井が胡座をかきそうになっていたのも明らかなので、
こうやって監督からハッパをかけられたのは
彼には良い経験になったはずです。

モモカンが、今後、皆に対して何度も思いますが、
今の田島は、元から野球センスがある上に非常な努力家なので
本当に素晴らしい選手です。
しかし、伸びしろがたくさんある他の部員が
田島に叶うはずがないとは決まっておらず、
それこそ、今回のように田島の不調を理由にせずとも
花井が彼を押し退けて四番打者に選ばれる事だってあるはずです。
(三星との練習試合でモモカンが言っていましたが、
田島には、四番打者としては体格が小さい欠点があります。
パワーヒッタ−としては、上背のある花井の方が優位です)

とあるスポーツ番組で言っていましたが、
野球でホームランを打つには、その打者に、
それだけ球を飛ばせる(飛距離を稼げる)力が備わってないと、
いくら上手い人が教えても無理だそうで。
当たり前と言えばそうですが、
バットに球を当てる事の上手い田島でも、
飛距離を出せないとなると、
ホームランは打てない事になります。
けれど、花井にはその力があるわけで……。
花井へのプレッシャーは、今回だけに限らず、
美丞大狭山戦でも、その後の合宿でも続きますが
頑張ってほしいです。

所詮、漫画の世界ですから
作者のひぐち先生のお気持ち一つで
花井の成績はどうとでも変わりますが、
彼らがあまりにもひたむきに頑張るので、
私はついつい応援してしまいます。



さて、順番が逆になりましたが、Aパートについて。
今回は、前回行なわれた
観戦後のミーティングの続きが描かれました。
栄口くんの推測の話は、カットされないだろうと思いつつも、
もしかしたら……との不安もありましたので、
過去回想の絵も含めて、ちゃんと放送されて嬉しかったです。
あれは、あくまで栄口くんの想像だという事になってますので、
真実がどうかは分かりませんが
(そして、三橋の口から明かされる事もないでしょうが)
まず間違いなくその通りですよね。

栄口くんが言っていたように、
野球をやる上で、
マウンドの上でしか自分の存在を感じられなかった三橋が、
この学校──この野球部では、
「マウンドを降りる」と自分から言えた
=たとえマウンドを降りても
自分自身が消えるわけではないと思えた事は
物凄い進歩だったと思います。
そして、優しい栄口くんは、
三橋に対して「良かったな」と思うだけでしたが、
そういう環境を作っている一員が自分である事を、
彼はもっと誇って良いと思います。
三橋が楽しく野球をやれているのは、
勿論、彼自身の頑張りによることも大きいですが、
野球部員に恵まれている事も
決して無視できないはずですので。
自分を心配してくれる友達ができて良かったねと、
三橋に言いたくなりました。

次回もまた楽しみです!
(ノイタミナと丸かぶりなのがきっついですが……)





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続きの感想も書きました。
第4話:野球シンドイ

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-04-17 03:24  nice!(0)  コメント(0) 
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