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感想と考察のまとめ:アニメ「デュラララ!!」第1〜6話*ネタバレあり [アニメ感想]

私は原作の小説を読んだ事がありませんが、
アニメ「デュラララ!!」を初回から視聴しています。

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一応、これまで1話ずつ感想を書いていましたが、
放送時間が深夜という事もあり、お話に全くついていけず、
毎回「面白くない」と思っていました。

しかし、こちらは2クールの作品ですので
「このままではいかーん!」と一念発起し、
この度、第1話から第6話までを改めて見直してみました。
そうしたところ
リアルタイムに見ていた時には気付かなかった点が
あれこれと見えてきましたので、
気になったキャラクター別に
自分なりに考えた事をまとめて書いてみました。

アニメを視聴されている原作のファンも多いようで、
この考察まとめ記事は
そのような方には笑われてしまう内容かもしれません。
原作未読で余計な知識を入れていない視聴者が
(私はネタバレを見ておらず、他の方の感想も全く読みません)
第6話までの映像のみでこのように考えた一例として
受け止めて頂ければ、有難いです。

尚、他に妥当な言葉を思い付かなかったので
“考察”との単語を使っていますが
単に想像を羅列しただけの記事ですので
堅苦しい内容ではありません。
内容上、第6話までのネタバレを多大に含みます。

また、こちらは
私が既に書いた感想記事の補足に当たるものです。
以前の感想記事で挙げたものには触れてなかったり、
重複して触れていたりしますので、ご了承下さい。


アニメ「デュラララ!!」の感想記事のURLは
他作品も含めて、こちらの一覧ページでまとめています。
アニメ感想一覧:2010年1月 開始作品

第6話までの感想記事の直接リンクはこちら。
第1話:開口一番】 【第2話:一虚一実】 【第3話:跳梁跋扈
第4話:形影相弔】 【第5話:羊頭狗肉】 【第6話:東奔西走


────

【セルティ・ストゥルルソン】
彼女は首無しライダーという事で、
まるで都市伝説のように噂をされ、怖がられているけれど、
作中の主要登場人物には普通に受け入れられているのが
やはりおかしいです。
なんかかわいいですよね。
そして妖精なのに、中身(考え方)がとても人間っぽいです。
作中に時々挿まれるチャット画面において
“セットン”を名乗っているのが彼女ですよね??
善悪の判断をする事は可能のようで、
悪事を働く折原臨也をあまり宜しく思ってなかったり、
上記のチャットで宇宙人を怖がる発言をしたり、
首無しライダーの噂について否定的な発言をしたり……と
チャットでのすっとぼけた言動も含めて、見ていて楽しいです。
自宅(岸谷新羅の家?)で
新羅にいきなり部屋に入られた(見られた)シーンにおいて、
彼女にも恥の概念がある事が分かったのが、面白かったです。



【竜ヶ峰帝人】
とりあえずの主人公である竜ヶ峰帝人君。
この物語は群像劇なので
主要な登場人物全てが主人公と言えますが、
お話の謎を何も知らない状況から一緒に見ていくという点で
帝人君は視聴者と同じ目線を持っています。
何も知らない事/これから知っていく事が
彼のアイデンティティであるので、
視聴者に一番近い立場のキャラクターです。

この作品が
色(カラー)もテーマとしているっぽいのを踏まえれば
彼は無色透明であると言えます。
何も知らない事から、未だに何色にも染まっていません。
また、よく“悪事に手を染める”と言う事から、
彼はこのまま何も悪い事をせず、
最後まで何色にも染まらないんだろうなと思っています。
(主要人物のほとんどが、犯罪に絡むような悪い事をしているので)

彼は、チャットにおける“山田太郎”ですよね。
第1話において、引っ越して来たとの発言をしているので……。



【紀田正臣】
竜ヶ峰帝人の親友の紀田正臣くん。
当初は、女の子大好き/ナンパ大好きの軽い子かと思いきや
それなりの(もしかしたら普通の人以上の)
重い過去があるようです。
一般的に、思い出したくもない暗い過去を持つ登場人物が、
自分への戒めと、その過去からの脱却を図って
わざと明るい性格を演じる(新しく生まれ変わる)のは、
漫画でも小説でもよくある設定です。
親友の竜ヶ峰帝人が、ニュートラルな子
(何も知らない/良い人/普通さが売り)なので
キャラメイク上、彼との差別化もある事でしょうから、
これからどんどん紀田君の嫌な過去が出てくるのかなと
思っています。

彼について気になったのは……
1:竜ヶ峰帝人とは幼馴染みだけれど、四年振りに会った
2:カラーギャング関係で嫌な目に遭ったらしい
3:折原臨也とは仲が悪い(彼を嫌っている/関わりたくないと思っている)
4:↑病院に入院している女性が紀田君の過去のキーマン
です。

まず一つ目。
“竜ヶ峰帝人とは幼馴染みだけれど、四年振りに会った”
私は忘れていたのですが──というより、
おそらく最初に見た時も聞き逃していたか
あまり重要とは思わなかったと思うのですが、
第1話の冒頭で、帝人君がさらっと説明していました。
離れていた間も、二人はネットを介して交流があり、
それを踏まえた上での今回の帝人君の上京だったようです。
紀田君の嫌な過去とは、この四年間にあった事なんでしょうね。
何か嫌な事があって
それらと完全に決別した上で帝人君と再会した状態が
第1話冒頭の彼だったんだと思えました。

二つ目。
“カラーギャング関係で嫌な目に遭ったらしい“”
放送の第5話“羊頭狗肉”にて
いきなり出て来た紀田君の過去です。
この回は、紀田君自身のモノローグがとても多かったです。
モノローグは、登場人物が心の中で思った言葉であり、
そのほとんどは、誰にも聞かせない本音である場合が多いです。
(たまに、モノローグですら偽るキャラクターもいますが)
この回での紀田君は、
表の顔(帝人とのおしゃべり)と裏の顔(モノローグ)という
二面性を露にしていた上に
帝人君を心配する言動を見せていた補足として
紀田君のモノローグがあった事から、
このモノローグが彼の本音/彼が認識している事実である事は
確かでしょう。
紀田君自身は、そのモノローグですら言葉を濁していましたが、
彼が池袋のカラーギャングに所属していたのは間違いないようです。
しかも、作中で“黄巾賊”との単語がやたら出てくるのと、
その言葉が出た時に、思わせ振りに紀田君の姿があるの事と
紀田君が、黄巾賊を自ら名乗ったチンピラに向かって、
「(彼を)知らない」と否定の発言をしている事から
(まるで自分は
黄巾賊全ての人間の顔を知っているとでも言うような口振りで)
彼が属していたのは黄巾賊ではないでしょうか。
特に、紀田君が露西亜寿司に入るシーンと、
店内で、ドタチン達がカウンターで寿司を食べているところに
その紀田君がやってくるシーン
──つまりこの二つは、視点を変えた同一のシーンなわけですが、
ここは、紀田君が黄巾賊に関係があるのを匂わせていると思います。
また、黄巾賊と言えば、同時に出てくるのが
ブルースクウェアとのかつての抗争です。
黄巾賊が壊滅した原因だったらしいこの抗争が、
紀田君の嫌な過去なのでしょうか。
そして、女の子を見かける度に
ナンパをせずにはいられないらしい今の紀田君には、
カノジョが欲しいという目的も確かにありそうですが、
次から次へと手当たり次第に
女の子に向かって普通に声を掛ける事で
会話のリハビリを行なっていたらしいのも、
私には気になっています。
その嫌な事とは、他人と会話をしたくない/
他人に話し掛けられなくなるような事だったのでしょうか。

三つ目。“折原臨也とは仲が悪い”
折原臨也は、登場人物のほとんどから嫌われているようです。
よって、こちらの作品において
誰かが折原臨也を嫌う事は別に珍しい話でなく、
それは紀田君にも当てはまる
(折原臨也を嫌う事が紀田君の個性にはならない)
……はずだったでしょうに、どうも違うらしいのが
彼の不幸だと思います。
具体的な説明は、まだ作中ではなされていませんが、
紀田君の嫌な過去に折原臨也が絡んでいるのは明白で、
彼が折原臨也のせいで酷い目にあったらしいのも伺えます。
また、折原臨也に対して常に敵意を剥き出しにしている
平和島静雄と違い、
今の紀田君に敵意が無さそうなところからも、
(折原臨也を嫌ってはいるけれど、彼に危害を加える気はなく、
最低限の言動を素っ気無く返すのみ)
もう絶対に折原臨也には関わらない、嫌だという
圧倒的な拒絶を感じます。

四つ目。“病院に入院している女性が紀田君の過去のキーマン”
病室に見舞いに行く事ができない
(行く気になれないらしい?)紀田君が
気にしているらしい女性。
紀田君は、建物の外観をイミシンな感じで見つめるだけでした。
一方で、紀田君が嫌悪する折原臨也がその病室内におり、
その女性と談笑していたのが気になります。
折原臨也は状況によって言動をコロコロ変えて
他人を騙すのが得意らしいので、
この女性も、折原臨也にすっかり騙されているのかもしれません。
また、彼女が紀田君と折原臨也に関係があるのなら、
紀田君の過去にも関係があるらしいと
無理なく想像する事ができます。
また、現在の彼女が入院しているのが気になります。
元から持病があるのか、もしくは
紀田君たちの事件に巻き込まれて、入院する羽目になったのか……。

これら四つをまとめると、
紀田君を形成する単語は
“過去”“カラーギャング(黄巾賊)”“折原臨也”“入院中の女性”
となります。
これらを適当に組み合わせてみると、
かつて紀田君が所属していた黄巾賊は
ブルースクウェアと全面抗争する羽目になった。
折原臨也が絡んでいた事もあり、
結果的に二つのカラーギャングは壊滅、一人の女性が病院送りに。
その後、紀田君は、黄巾賊をやっとの思いで抜けた事もあって
今は完全にその世界と縁を切っている
──こんな感じでしょうか。



【折原臨也】
作中で出てくる過去と現在の騒動のほとんどにおいて
その元凶であるらしい折原臨也。
結局、彼は、マゼンダさんをからかった時に自ら言っていましたが、
人間を好き/人間の喜怒哀楽を観察するのが好きなんだと思います。
たまたまそうなったのを見物するだけなら、まだ良かったですが、
これでは、折原臨也が事件を目撃できる絶対数が少ない上に
彼は彼自身に対して絶対の自信を誇る人なので、
偶然に頼る事をよしとしなかったんじゃないでしょうか。
だから、意図的に起こした事件を見物して楽しむ為に
自らが暗躍する事にした
──情報屋である利点を最大限に生かして、
人々の間で狡猾に動き、
他人を意のままに操るようになったのではないでしょうか。

折原臨也の場合、喜びは二つあるようで、それは
・自分の都合の良いように他人を操ること
・↑この結果がもたらす騒動を他人事として見物すること
です。

ただ、こういう人間の場合、
自分が事件の当事者になる事を屈辱だと思うのが、普通です。
他人の事件を楽しむ反面、
自分の事件が他人に楽しまれるのは嫌なものですから。
なので、今は皆を馬鹿にしている折原臨也ですが
最終的には、自業自得というか、
彼自身が仕掛けた罠にハマってしまったり、
予想外の事に足をすくわれたりするのかなと想像しています。

そして、彼もチャットに参加していますよね。
ハンドルネーム“甘楽”として。
アイコンが女の子っぽい絵で、口調もちょっと柔らかいのに、
音声や口調が明らかに神谷浩史さんww
最近もこういう言葉を使うのかは分かりませんが
一昔前で言うネカマさんですよね??

そのチャットで気になるのが、
この“甘楽”が
ダラーズに関してやたらと変な噂を流している事です。
折原臨也が情報屋である設定を踏まえれば、
彼がその情報を武器にして
人々を好きなように操れるのは明らかです。
こうしたチャットも
彼が好きに利用できる場所の一つなんでしょう。
折原臨也は、ありもしない噂を敢えてあそこで流す事で、
そこに集う人々の認識(その人が事実とする事柄)を
自分に都合が良いように変えているんだと思います。

たとえば、上記のダラーズについてですが、
視聴者である私が、この作品をここまで(〜6話)見た限り、
ダラーズのメンバーであると特定できているのは
ドタチンたち三人のみです。
作中の説明で、ダラーズが巨大な組織である事と、
メンバーであるドタチン達ですら、他の構成員をよく知らない
(トップを含めた上層部の人間すら分からない)とされていますので
他のカラーギャングと同様に、不明な点が多い組織です。
ただ、ダラーズで間違いない彼らを例に挙げてみると、
ダラーズはそう悪くない組織であると判断できます。
しかし“甘楽”は、チャットにおいて
ダラーズが怖い組織であると印象づける発言を
事ある度に繰り返しています。
その内容と発言回数から、
“甘楽”が悪意をもってダラーズを貶めているのは明らかです。
しかも、ただ悪口を言うのではなく、
「ダラーズって××みたいですよ。怖いですね」と
人々の話(噂)をする形で噂を広めているのが、悪質です。
で、さすがにここまで回数が重なると、
折原臨也がダラーズを利用して
池袋で何らかの騒動を起こそうとしている事は、
嫌でも想像ができます。
折原臨也がダラーズの名誉を傷つけたがっている事も勿論ですが……
おそらく彼は、そうした風評によって
ダラーズに関係ない事件までもを彼らのせいにする事で、
とるに足らない些細な事件を
池袋中が震撼するようなとても大きな事件に
仕立て上げたいのではないでしょうか。
そして、
それを成したのが自分であるという満足感を得ると共に、
その事件によって人々が泣き叫び、慌てふためくのを見て
楽しみたいのではないでしょうか。

私は、ドタチンたちをダラーズに誘ったメールの送り主も
折原臨也ではないかと推測しています。
第6話までの段階では、
そういう事をしそうなのが折原臨也しかないというのが
一番の理由ですが、
彼と思しき“甘楽”が
チャットでダラーズの悪い噂を流しているのも、大きな理由です。
ああやって、ネット上で悪い噂を流す反面、
現実の世界では、ダラーズのメンバーを着実に集めていき、
頃合を見計らって
ダラーズを壊すような抗争を起こさせるのではないでしょうか。
上記にも例として書きましたので、復唱になりますが、
ダラーズの悪評がネット上で散々広まった末に、
何かの事件の原因がダラーズのせいとされて、
「それは違う」と反論した現実のダラーズのメンバーが
勢い余って蜂起した結果、
池袋で本当に抗争が起きてしまう──みたいな感じで。

ただ、ここで気になるのが、ダラーズという組織の存在です。
多分、ダラーズヘの勧誘メールを受信したのは
ドタチンだけではないですよね?
他の主要人物も、秘かに同様のメールを受け取っていて、
“実はダラーズに所属中”という人もいそうです。
で、こんなふうに一方的に勧誘されて入った人間が多そうなのに
組織の上層部が全く動こうとしない
(他のダラーズメンバーが出てこない)のは、
そもそもダラーズが実態のない組織なんじゃないかとも思えます。
たとえば、ダラーズは元々、名前だけの存在で、
中身は空虚(構成員すらいない)だったのを
折原臨也がネット上で噂を流す事で、
池袋に集う人々の間に
「ダラーズっていう組織があるんだって」という事実を
植え付けたのではないでしょうか。
そして、これは折原臨也の壮大な計画(笑)の一つで、
何か大きな事件を起こさせる為に、
これまでは噂だけだったダラーズを
いよいよ具現化する必要が出てきたので、
ドタチン達にメールを送る事で
構成員をスカウトしているのではないでしょうか。
で、折原臨也には
自分で作った組織を自分で潰す
(抗争に巻き込む)のを見る事で
存分に楽しもうという狙いがあるのではないでしょうか。
普通、自分が作って育てたものには愛着を持ちそうですが
彼の場合、自分の快楽に必要な駒としか見ないと思うので、
迷いも悔いも無いでしょうし。
また、これなら
ダラーズの他の構成員が不明、上層部も不明である理由も
筋が通ると思いますが──どうでしょう。



【張間美香】
張間美香──彼女は、
録画した映像を再び見直した後で
私が一番気にした登場人物です。
園原杏里ちゃんと仲が良く、
彼女から憧れられていた反面、
自分の引き立て役として彼女を利用していたらしいですが……
(他人への依存症がある杏里も
そんな張間美香を逆に利用していたそうですが)
私は彼女に対して、幾つかの疑問を持ちました。

それは、
張間美香は張間美香であって、張間美香ではない?という点です。

この問題が出て来た第5話“羊頭狗肉”。
この回のタイトルもイミシンで……
(“羊頭を掲げて狗肉を売る/ようとうをかかげてくにくをうる”
表面だけ立派に見せかけて、中身が伴ってない事。見かけ倒し)
外面と中身が違っている事を表わしています。
これは、帝人君に対して何も言っていない紀田君が
実は暗い過去を持っている事の暗喩でもありますが、
同時に張間美香をも指していると、私は思いました。
(それと、切り裂き魔の噂も出て来たことから
同音異義語で、羊頭が妖刀にも掛かっていると思います)

というのも、確か第3話で
失踪中の張間美香を探す杏里ちゃんが
町中で彼女らしき白い帽子の女性を見つけて
声を掛けますよね。
しかし杏里ちゃんは、振り向いた彼女を見た途端に
恥じらうように顔を赤らめて、慌てて去ります。
これって、杏里ちゃんは人違いだったと思ったんですよね。
また、第5話において
帝人君が女連れの矢霧誠二を見かけて
彼を呼び止めるシーンがありましたが……
それまでの話(公園で杏里ちゃんがした事情説明)の流れで、
帝人君たちは、ストーカーらしい張間美香は、現在、
その対象である矢霧誠二と共にいるのではないかという
結論に達しました。
しかし帝人君は、矢霧誠二と一緒にいた白い帽子の女性を見た際に、
彼女が張間美香ではないと思っています。
それどころか、「あれは誰だ」と呟いています。
杏里ちゃんのプリクラで張間美香の顔を知っただけの
帝人君はともかく、
親しかった杏里ちゃんまでもが彼女を見間違えることは
まずあり得ないと思います。
こうなると、矢霧誠二が連れていた白い帽子の女性は
別人なんじゃないかと思えますが……が、
・杏里ちゃんの視点で、背格好が張間美香に似ているとされている
・OPを含めた映像で、帽子の女性は矢霧誠二にべったりしている
・帽子の女性が登場している代わりに張間美香が出てこない
(第1話の最後で、帝人君がこの女性とぶつかっている)
これらの事からいって、
もしや張間美香は、顔を変えたんじゃないでしょうか。
首無しライダーが普通にいる世界ですから、
顔の全面整形、もしくは、本当に首の挿げ替え手術を受けて。

白い帽子の女性の特徴の一つに、
首にある横筋の大きな傷痕があります。
第5話で、杏里ちゃんが見せたプリクラに写る張間美香には
それがありません。
このお話のテーマの一つが“首”であるのは
誰もが認める事だと思います。
よって、首にある傷というのも重要なポイントになるはずです。
普通に考えれば、この傷痕の有無を理由にして、
白い帽子の女性が張間美香ではないとするかもしれません。
しかし、白い帽子の女性が得られている幸せな現状と、
彼女が杏里ちゃんによって
後ろ姿を張間美香に間違えられた事を踏まえると、
私には逆に、彼女こそが張間美香ではないかと
強く思えるようになりました。

白い帽子の女性の現状は、張間美香の願望そのものです。
大好きな矢霧誠二に愛され、始終べったりと一緒にいる
……張間美香は、彼とこうなる為に
自ら進んで顔を変えたのではないでしょうか。
もし普通の整形手術を受けたなら、首の傷痕は
新しい自分に生まれ変わった事を表わす為に
わざと付けたものになるんじゃないでしょうか。
もしくは、その手術を担当した医者に
「君の首を理想の首と取り替えてあげよう」と騙されて
単なる整形手術を施された
→これでは首の挿げ替えをした事にはならないから、
医者が彼女の首にわざと大きな傷痕をつけて
首を一度切って繋いだ証として偽ったとか……。
また、こちらの作品が
もし本当に首の挿げ替えを行なう事が可能な世界であり、
張間美香がそうされたのだとしたら、
あれはまさしく、それをした痕という事になります。



【矢霧誠二】
矢霧誠二については、作中であまり語られてない為、
よく分からない部分が多いです。
仮定を前提に推測するのは危険なのですが
とりあえず書いておきます。

上記の、
張間美香=白い帽子の女性との仮説が正しいという前提で。

かつて張間美香にストーカーされていたという矢霧誠二ですが、
今の彼が、高校生活の初日に「もう来ません」と宣言するほど
進んで白い帽子の女性と共にいる事と、
第3話で、白い帽子の女性(この時は制服姿?)に向かって
「見つけた、俺の愛……!」と呟いている事から、
彼は、この女性が張間美香だとは知らないのではないでしょうか。

それこそ、それまで真実の愛を探して
ふらふらと生きていた矢霧誠二は、
理想そのものの女性(白い帽子の女性)を見つけちゃったので、
もう自分にはこの世で学ぶべき事がない
=この女性を得られれば他に何も要らないとして、
高校の始業式の日に「もう来ません」と言ったような気がします。

ただ、ここで気になるのが、
矢霧誠二を溺愛しているらしい白衣姿のお姉さんです。
お医者さん? 製薬会社の人間?
折原臨也がいいように使っている誘拐犯たちを
彼女も利用しているようで
危ない仕事に関わっていると思えるところが不安です。
また、自分が大事にしている弟が変な女に引っ掛かったら、
それこそ、あのお姉さんは黙ってないと思うのですが
焦っている様子が彼女に全く無いのが不自然です。
知っていて、わざと放置している感すらあります。
弟と白い帽子の女がいちゃつくところを
実際に見てないからこそ
今の彼女は余裕を持てているのかもしれないですが、
何か変だなぁと思えてなりません。



【切り裂き魔】
紀田君たちが見た切り裂き魔について。
これも首無しライダーと同様に、本当に実在しているようです。
(セルティやダラーズのように、“甘楽”によって
尾ひれがついた噂を流されている可能性もありますが)

私、彼女の姿を最初に見た時に、
シルエット+髪の毛(特に前髪)から、
「あれ? 杏里ちゃん?」と思ったのですが、
すぐに切り裂き魔の髪の毛がずるずると伸びたので
見ていてびびりました……!!
そして、第5話の最後で登場した“はるな”。
彼女は切り裂き魔と同じような髪型で、
しかも、あのチャットで荒らし行為をした“罪歌”のようですが
──“はるな”って
父親らしい人からそう呼ばれていたので、本名でしょうが、
杏里ちゃんにセクハラをしたスケベ教師と噂になった先輩
(去年学校を転校させられた女子生徒)の下の名前が
“はるな”でしたよね。
これって同一人物でしょうか。

それと、チャットで“甘楽”が
「荒らしはアク禁にしました」と発言したのに
“はるな”がパソコンを弄っていたのが気になります。
他のページを見ていたのか、
もしくは、チャットに入室しようとして
阻まれている最中だったのかもしれませんが、
“はるな”=“罪歌”だとは確定してない以上、
アク禁されたのは別の誰かという可能性もありますよね。



とりあえず、推測のまとめは以上です。

ううん……“バッカーノ!”と同様に
一度見ただけでは内容が分かり辛い点は
やはり残念だとしか言い様がありません。
分かって見ていくと
登場人物の何気ない言動や些細なシーンが
さりげない伏線になっていたり、
他の話に繋がったりしている事だと分かるので、
見ていて面白く、興味をそそられるのですが、
そうなるまでのハードルが高いと思います。

でも、ここまでお読み下さった方ならお分かりでしょうが、
私、こちらの作品を今回改めて視聴して
ようやく「楽しい」「面白い」と思えるようになりました。
良かった良かった。
せっかく時間を割いて見ているのに
「つまらない」としか思えないのは損ですからね。
ホッとしました。
やっとこちらの作品の魅力に触れられた気がしますので、
今後はちゃんと期待して視聴するつもりです。

実は、当記事を書き上げるまでは
第7話を見ないと決めていたので
やっと終わって嬉しいですww
これから、録画しておいた第7話を見ます。
めちゃくちゃ楽しみ〜〜!!
次回(第7話)からは、通常の感想記事に戻りますが
またお読み頂ければ嬉しいです。





────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第7話「国士無双」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-02-21 23:30  nice!(0)  コメント(0) 
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