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感想@ゲーム「逆転検事」*ネタバレあり [逆転検事:プレイ日記&感想]

ゲーム「逆転検事」の作品全体の感想(総括)です。
ネタバレを含みます。


各話のプレイ日記&感想記事は、下記一覧ページでURLをまとめています。
【「逆転検事」プレイ日記&感想一覧】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-7



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今日(6/4)で、発売日から丸一週間が経ちました。
私は、メモをあれこれ取りながらゲームを進めていましたので
今回はいつも以上に時間が掛かってしまいましたが、
それでも、あっという間でした。



面白いか・面白くないかの二択で問われれば、
「とっても面白かった」との答えを返します。
私は逆転裁判シリーズの大ファンで、
特に1〜3の成歩堂版には深い思い入れを持っています。
今回は、主人公である御剣の他、
糸鋸刑事や狩魔冥ちゃんなどを始めとする既存キャラが大活躍しますので、
最初から最後まで興奮しながら楽しめました。
懐かしいキャラクターを見る度に、笑顔になりました。
また、シリーズのファンなら思わずくすりと笑ってしまう小ネタも
(チェス・ハシゴと脚立・イトノコさんの給与査定など)満載で、
遊んでいて“お腹がいっぱい”になりました。
これは私に限らず、他の逆転ファンの方々も同じだったと思います。

ただ、逆に、シリーズを全く知らない──
いきなり「逆転検事」から遊び始めた新規ユーザーに
どのように思われているのかが、大変気になります。
バストアップの絵が出てくる既存キャラ
(茜ちゃんやオバチャン、矢張など)については、
作中で御剣がモノローグで説明してくれますので、
その時に最低限の知識は得られたかと思います。
でも、シリーズを遊んでいないと知らない小ネタや、
既存のキャラクターを匂わすような発言・説明には
反応できなかったはずです。
そもそも、それがそうだったとも分からないはずです。
なので、以前からのファンが笑えるところでも、
新規ユーザーは“そこが可笑しい所である”との認識すらないので、
その分、余計な感傷や感動を抜きにした上で
「逆転検事」という作品に対して感想を持つことができます。
私は、そういう懐かしい要素(逆裁1〜4に頼る部分)を省いても、
このゲームは、充分、楽しいものだと思っているのですが、
もしかしたら、新規ユーザーの中には
物足りなさを感じた方もいらしたかもしれません。
ただ、この場合、もしその方が本家の逆転裁判を遊ばれたら、
「あのネタはここに通じるのか!」と分かるはずです。
シリーズを遊び倒してこそ分かるネタが多いので、
もし、「逆転検事」から逆転シリーズを知り、
このゲームを面白いと思った方がいらしたら、
是非、逆転裁判も遊んで頂きたいです。



既存のキャラクターについては……。
私は冥ちゃんのファンなので、
幼い頃も含めて彼女の出番が多かったのは嬉しかったです。
本っ当に、小さい冥ちゃん──キッズ冥ちゃんはかわいかった!
萌えました!
鞭もキッズサイズなのが、何とも言えませんでした。
また、狩魔豪検事も再登場してくれたのにも感激しました。
御剣は、逆裁1ー4で被告人と検事という関係ながら、
一応、会話を持っていますが、
狩魔親子の会話は、これが初登場でした。
冥ちゃんが本気で父親を尊敬し、
「狩魔」の名を大事にしているのが分かって、嬉しかったです。

でも、キャラの登場比率にやや片寄りがあるかなという思いは
無くもないです。
誰彼構わずに出していったら話がまとまらないのは分かりますが、
茜ちゃんが、出ただけで終わってしまったのが残念です。
尤も、彼女については、
モブで終わらずにああやって出られただけ、良かったとも言えます……。
御剣が主人公なので、
どうしてもサブキャラクターが彼の周辺の人に限るのは仕方が無いですが、
小さい王泥喜君やみぬきちゃん、若い牙琉先生(霧人さん)も、
モブでいいのでちらっと見たかったという思いが強くあります。

逆裁1〜3の主人公・成歩堂については、
開発時に発売された雑誌のインタビュー記事などから、
全く出ないのを想像していたので、
バンドーランドのモブとして登場していた事は、嬉しい誤算でした。
しかも、真宵ちゃんとはみちゃんまで一緒とは!
あの絵一つだけで、彼ら三人が楽しく仲良く過ごしているのが推測できました。
本当に嬉しかったです。泣いて喜びました。



さて、新キャラについて。
逆転裁判でのメインヒロイン二人
(真宵ちゃん・みぬきちゃん)は明るく元気なので、美雲ちゃんも
そういう性格+親がいない+心に傷を負う事件を経験済みという点で
彼女達に非常に似通っていますが、
これはもう、模倣というより、
逆裁におけるメインヒロインの特徴として位置付けた方が良い気がします。
特技で主人公を助ける+なにげに強欲でしたたかな性格も、共通項でした。
でも、文字として特徴を挙げていけば同じとはいえ、
美雲ちゃんなりの個性もちゃんと出ていたと思います。
“ぬすみちゃん”を使う前に口上をいちいち言うのがかわいかったです!
また、彼女の場合、
イトノコさんが良いパートナーとなっているのも良かったと思います。
幼少時の彼女が描かれた点も含めて、
あれらで“一条美雲”というキャラクターの幅が広がったはずです。

狼捜査官は……
私は格好良い男性キャラが大好きなので、
発売前から期待していたら──その期待以上のカッコよさを見られて
とても嬉しかったです。
少々間抜けなところも、ミョーに義理堅い(筋を通したがる)ところも
大変魅力的でした。
逆転シリーズは個性溢れるキャラクターが多いので、
寧ろ普通である事の方が目立つんじゃないかと思えるぐらい、
キャラクターの珍妙さが前面に押し出されていますが、
そういう中でも、狼士龍は良い意味で目立つ事に成功していたので
“良い”キャラクターだったと思います。
中盤までは、主人公のライバルとしてつんけんしていたのに、
終盤になって和解+主人公を助ける行動に出るのは、
言わば王道の展開ですが、
狼士龍については、そうなった事を私は素直に喜べました。
最初から最後まで彼が強気一辺倒だったのも、大好きです。

狼の相棒・シーナについては──
これまで狼の影に隠れるようにひっそりと居た彼女に
ようやくスポットライトが当たった(5話)と思った途端、
あれよあれよという間にその正体がバレてしまったので、残念でした。
また、勿体ないとも思いました。
もっと早くからシーナも前面に出していれば、
彼女が実は葛氷見子だったという事実は、もっとショッキングになったと思います。
(私はあれでも充分にショックでしたが)
深い思い入れを持とうとしたところに、正体バレが来たので、
彼女についてはユーザーをもう少し長く&深く泳がせてほしかったです。

一条検事と馬堂刑事は、いい感じに枯れているのが良かったと思います。
特に、馬堂刑事はハードボイルド風なのですが、
逆裁3のゴドー検事とは違う方向なのが、面白かったです。
葛弁護士は……最初は、笑う彼女を見るのが面白かったのに、
真相が明らかになった後は嫌で嫌で仕方がなくなったので、
見事に話に踊らされたなーという印象があります。
ただ、彼女には、第5話で捕まった直後に
一条検事殺害について語る際に見せた悲しそうな言動があったことから、
“彼女は悪人だったけれど、人としての感情はそれなりにあった”のが
表わされていて、それが救いになっているように思えました。



さて、ゲームシステムの主軸であるロジック・推理・対決モードについて。
東京ゲームショウで試遊した時から面白いと思っていたように、
本編でも大変面白かったです。
ロジックは、これまでユーザーが頭の中で自主的にやっていた事を
ゲーム内で改めて行なうだけなので、
抵抗感はありませんでした。
捜査中の推理と対決モードについては、
システムでいえば、これまでの逆転裁判となんら変わりがないので
馴れたものでした。
その内容も、ちょっと考えを必要とする事もありましたが、
物語を追っていけば自然に分かるものばかりだったので、
難易度もそう高くないと思います。
やや理屈っぽい印象も受けますが
──これは、主人公である御剣の特性だと思えば、全く問題ないです。



本当に楽しいゲームでした。
残念ながら、前作の逆裁4は酷評を受ける事が多かったようですが
そこで離れてしまったユーザーさんが遊ばれても
こちらはたっぷりと楽しめるゲームだと思います。
贔屓を省いても、「逆転検事」の評価は高いと思います。
……なので、この高評価が、
いつか発売されるであろう「逆転裁判5」のハードルを
更に高くしたような気がします。
でも、作品の出来が良いに越した事はないので
これが「5」開発スタッフさん達への良い刺激になる事を
祈るばかりです。






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2009-06-04 13:58  nice!(0)  コメント(6) 
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コメント 6

kyuya

初めまして、こんにちは。
私も狼捜査官が大好きです。カッコいいし、センスもいい(笑)。第5話をプレーする時、彼は少しかわいそうだと思った。もうちょっと彼に関する物語を見たいなーって、逆転刑事を期待し始めた(妄想しすぎ。それに糸鋸さんはきっと泣くよ)。
本当に楽しかった。これからも逆転裁判5を楽しみに待っています。

ps:変った日本語でした、すみません。
by kyuya (2009-06-06 02:46) 

さくら

■kyuya様

初めまして、こんにちは。
コメントをお寄せ下さり、ありがとうございます!

私も狼が大好きなので
賛同して下さるコメントを頂けて、とても嬉しいです。
でも、仰る通り、“逆転刑事”で狼が主人公になったら
イトノコ刑事が御剣に泣きつくと思いますw

逆裁5、私も楽しみで楽しみで仕方ありません。
早く情報が出ないかなと、今から期待しています。
by さくら (2009-06-06 17:18) 

蓮台

初めまして、コンバンワッ

私も逆転裁判はやったことのある身なのですが、
管理人さんの感想を読ませて貰ったうえで質問したいのです。

御剣と冥タンはどーゆう関係で描かれているのか、
メインヒロインと銘打って出てきた美雲タンに御剣は取られてしまうのでしょうか・・

御剣と冥タン好きとしてはそこが気になって、買うのが引けてしまうんです・・っ。

大変厚かましくいすみませんです。


そして、私も逆転5、もちろんオドロキ+ミヌキちゃんで楽しみたいです!!

by 蓮台 (2009-06-10 00:22) 

さくら

■蓮台さま

初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます。

懸念なさっている御剣と美雲ちゃんの関係は、
例を挙げるなら、
逆裁1〜3での成歩堂と真宵ちゃんに近いと思います。

御剣と冥ちゃんについては
逆裁3-5で少しだけ体験できたような、
二人が“気の置けない仲”だからこそ遠慮なく言い合える関係が
このゲームではよく描かれていると思います。
私は、幼い頃の二人も含めて、
「彼らは良い兄弟弟子だなぁ」と実感する事ができました。

御剣と冥ちゃんの会話はたっぷりとありますので、
この二人のコンビをお好きな方は、充分に楽しめると思いますよ。
冥ちゃんと美雲ちゃんでは、
キャラクターとしての立ち位置が全く違いますので
個人のお好みにもよるでしょうが、
冥ちゃんがお好きでも、美雲ちゃんを煩くは思わないと思います。
by さくら (2009-06-10 03:14) 

蓮台

お返事ありがとうございます!

なるほど、「気の置けない仲」ですかっ!
御剣と冥タンの会話がたくさん聞けるとあれば益々プレイしたくなりましたっ。

ご丁寧なお返事、ホントにありがとうございました!
by 蓮台 (2009-06-11 18:21) 

さくら

■蓮台さま

こんにちは。
「逆転検事」は、「逆裁1〜3」をお好きな方なら
大変楽しめる作品になってると思います。
是非是非、遊んでみて下さい!
by さくら (2009-06-12 03:26) 

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